おかねかるた

【む】昔のお金は貝だった?

~よく分かる解説~

現在は紙やコインのお金を使っていますが、今のかたちになる前、もっと昔の時代はいろんなものをお金の代わりとして使っていました。

もともと、この世にまだ「お金」がなかったころは、人々は物と物を交換(こうかん)して暮らしていました。
でも、この方法では自分のほしいものと相手のほしいものが合わなかったりしますよね。

そこで、交換(こうかん)がスムーズにできるように、まず自分の交換(こうかん)したいものを米や塩(しお)など、だれでもほしいものにあらかじめ替えておき、さらにそれを相手の持ち物と交換(こうかん)する、という方法が考えられました。

昔は米や塩(しお)がお金と同じ役割(やくわり)をしていたのです。

そして、学校で習った漢字を思い出してみてください。
漢字の中で、お金に関連(かんれん)する漢字はどれも「貝(かい)」という字が使われています。

たとえば、「財」「貯」「買」「貨」などの文字(もじ)です。どうしてだと思いますか?
これは、昔の中国では、貝殻(かいがら)がお金の代わりに使われていたからです。

貝の付く漢字(かんじ)は、ほかにもあります。お金に関係(かんけい)する漢字(かんじ)をさがしてみてね。

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